船長挨拶
和歌山県の南端、串本港(尾の浦港)から出航し、太平洋の大海原で遊漁船を行っている昇龍丸(しょうりゅうまる)です。
昇龍丸(しょうりゅうまる)は、夏のシーズンでは、カジキ釣りを中心に様々な獲物を狙っています。オススメはカジキ釣りで、中々経験できないような大きなカジキを自分の力で釣ることができます。釣り上げた時には感動しますよ。
また、キハダマグロや本ガツオ、ビンチョウマグロなどのトローリングや、アカハタ、真鯛、クエ類、根魚を狙ったタイラバ等の釣りをしています。
未経験者からベテランさんまで、お子さまからシニアの方まで、家族連れ・女性グループ等、どんな方々でも楽しめる遊漁船となっています。
昇龍丸(しょうりゅうまる) 代表 井戸 弘武
釣りものカレンダー
カジキ | キハダマグロ |
本カツオ | ビンチョウマグロ |
アカハタ | 真鯛 |
アカイカ | クエ類 |
根魚 | など |
マダイの特徴・習性について
マダイは、日本全国の沿岸部(北海道の一部を除く)で見られ、水深30m~200mの砂地や岩場に生息する魚です。船釣りで狙われることが多く、主に海底から10m以内の範囲を遊泳し、小魚、イカ、貝、甲殻類を捕食します。成長速度には地域差がありますが、1年で約15cm、2年で約25cm、5年で約40cmに成長し、70cmになるまでに10年以上かかることが一般的です。マダイは18℃~28℃の水温を好み、12℃以下では活動が鈍くなりますが、1年中釣りを楽しむことができるため、マダイ釣りは通年可能です。
タイラバがおすすめの時間帯
タイラバ釣りにおいて、おすすめの時間帯は朝マズメと夕マズメです。これらの時間帯は、魚の活性が高まり、釣果が上がることが多いです。しかし、タイラバ釣りにおいて最も重要なのは潮の動きです。海には潮流があり、潮が動き始める時間帯や潮が止まりかける時間帯が、魚の活性が高くなる時合となりやすいです。したがって、タイ釣りのベストな時間帯は潮の動きに合わせることがポイントで、潮流を意識して釣行することで、より良い釣果が期待できます。
タイラバ向けのロッドは長時間でも疲れない軽量タイプ
タイラバロッドを選ぶ際には、「硬さ、調子、重さ、長さ」の4点に特に注意が必要です。マダイはタイラバを軽くついばむようにくわえるため、ロッドが柔らかいほど喰い込みが良く、魚に違和感を与えません。柔軟な調子のロッド(同じ負荷でも竿全体がより曲がるタイプ)を使用することで、マダイをオートマチックにフッキングすることができます。ロッドの重さはできるだけ軽いものを選び、長さは約6フィート(1.83m)前後が最適です。この長さは取り回しが楽で、長時間の釣りでも疲れにくいです。これらの要素を考慮して、快適で効果的なタイラバ釣りを楽しんでください。
キハダマグロを狙うふかせ釣り
キハダマグロを狙うふかせ釣りは、大物をターゲットにした釣り方で、特に深海での高い釣果率が魅力です。この釣り方では、餌を海中深く沈めることでキハダマグロの捕食範囲に届け、群れで回遊する大型のキハダマグロを効率よく狙います。餌の位置や海の状況に応じて調整が可能で、潮流や水温に合わせた最適なアプローチができるため、魚の活性に応じた柔軟な釣りが特徴です。ふかせ釣りは、専門的な技術を要しますが、成功すれば大物のキハダマグロを釣り上げることができるため、挑戦しがいのある釣り方です。
フカセ釣りの仕掛け3種類
ウキフカセ釣りには、主に3種類の仕掛けが存在します。半遊動ウキフカセでは、ウキがラインに対してある程度自由に動きますが、位置は一定に保たれており、比較的安定した釣りが可能です。次に、固定ウキフカセでは、ウキが完全に固定されているため、餌が所定の深さで安定し、狙った深度をキープできます。最後に、全遊動ウキフカセでは、ウキがライン上で自由に動くため、餌の動きがより自然になり、魚の活性に応じた柔軟なアプローチが可能です。いずれの方法も、釣り場の状況やターゲットに応じて、ラインの太さや針のサイズなどの仕掛けを適切に調整する必要があります。状況に応じた最適な仕掛け選びが、釣果に大きな影響を与えるため、慎重な選択が重要です。